実はさ
実は私は大人になってから自分が発達障害だったと知った身なんだよね。
幼い頃から周りの大人には「おまえが悪い」「陰気くさい」「自分から喋ろうとしない」「わざとやってる」「他の兄弟は普通なのにどうしてお前だけがそうなる」その他もろもろ小さい頃からいろいろ言われてきてさ。
とにかく責められたり否定された記憶しかなくて。
親は放置だし全く向き合ってくれてなかったし。それだけじゃなく、私のこと否定され続けてたし。私はせめて話を聞いてほしいって思ってた。解決しなくても気持ちを知って欲しいってずっと思ってたよ。
大人になってから知った『緘黙症』という名前の病。
私は悪くなかった。
もっと早く発達障害の一種だとわかっていたら、周りの大人がサポートしてくれていたら。
いっぱいいっぱい思うことはある。
自分が悪いんだって、自分の努力が足りないんだって思ってた。
だから克服したくて接客業や販売業をやってきた。その結果がうつ病だったり不眠症だったり。緘黙症の人には合った仕事をしないとダメになってしまうってのも大人になって休養していた時に知った。
私みたいに苦しくて孤独な思いをしている人はたくさんいるんだろうなぁ。
せめて自分の子にはこんな思いをして欲しくないって気持ちが大きい。
だからまだ2歳だけどちゃんと医師による診断を受けて、必要なら療育に通うし、保育園でダメなら幼稚園に転園するし。
いろんな道を開拓して、娘とちゃんと向き合って、お話出来るようになったら何でも娘の話を聞きたいし。
私に出来るサポートはなんでもしたい。
娘にどんな診断が下されようが怖くない。
って気持ちではいる(笑)